コラム

19世紀の管楽器

昨日、ジャン=ピエール・マテさんの話が出たので、マテさんの話をもう少し。

マテさんは、1970年代にタール氏らと歴史的金管楽器の研究を始めたパイオニアである。

アーバンの研究も素晴らしかった。

そんなマテさんに注目され、BRASS BULLETINで記事を書けと言われ、

3カ国語に翻訳されて記事が載った。翌年、フランスに行ったとき、

オーケストラのメンバーから「お前の記事を読んだ」と言われたのは嬉しかった。

結局、BRASS BULLETINの最終号にも記事を書かせてもらい、

マテさんから「19世紀の金管楽器の歴史はまだ不明な点ばかり。

それを研究して世界に発信するのがシゲキの仕事だ」と言われた。

責任は重いけどとても嬉しいことば。まだまだ実現できないし、

まったく世界に発信していないけれど、この言葉を支えにしてがんばっている。

 

2013年6月8日  佐伯茂樹


2013-06-08 | Posted in コラムNo Comments »